「Webディレクターってどんな仕事をしているの?」という疑問に応えるべく、今回は私のある日のスケジュールをさらけ出しちゃいます。
ディレクター業務では、決められたスケジュールをこなすわけではなく、日々の問題に臨機応変に対応していかなければいけません。
なので今回は一番スタンダードなケースを紹介しますが、1つの参考として捉えてくださいね。
1.業務プロフィール
スケジュールについてお話する前に、まずは私の運営情報について簡単に紹介しておきます。
・Webサイトは自社メディア
・ダイエット・美容に特化したWebサイト
2.一日のスケジュール
出社(~10:00)
私の会社は遅めの出社で、始業が10:00となっています。
電車通勤しているので、1日の始まりをスムーズにするためにも、出勤時の電車の中でその日のスケジュールの確認や整理を行います。
朝礼、メールチェック(10:00~10:15)
朝礼では、マネージャーから事業部内必達の連絡事項など、簡単な確認のみで終わり、1日の綿密なスケジュールなどは後でディレクターから伝えるという流れになります。
なので5分以内ほどで終わることがほとんどです。
朝礼が終わってからは、まずメールチェックから行います。
また、前日休んでいたメンバーがいた場合などには、この時間に休みの間の連絡事項を伝えておきます。
ディレクターミーティング(10:15~10:30)
マネージャー・ディレクターとで集まって、毎朝ミーティングを15分ほど行います。
ミーティング内容によっては30分以上長引いたりもしますが、イレギュラーがない場合は基本的には15分で済ませるようにしています。
ディレクターミーティングでは、事業部全体の売り上げ・アクセス数のチェックや、各チーム(メディア)のその日のスケジュール確認、今後の方針などについて話し合います。
また、メンバーから出た疑問をまとめてこの時間に話合い、その後メンバーに持ち帰るといった作業も行っています。
自サイトの売り上げ・アクセス数チェック(10:30~10:45)
私が運営しているサイトの売り上げやアクセスの解析を行います。
ここでは、このあとで行うメンバーとのミーティングに向けたチェックとなるので、ガッツリとした分析というよりは、何か急激な変化がないかなどを簡単に確認します。
メンバーとのミーティング(10:45~11:00)
ここでメンバーとのミーティングを行い、1日の作業の割り振り、指示出しをします。
この時間までの間は、前日の作業の続きなどを行ってもらい、手の空いたメンバーがいるのが分かっている場合には、出社直後のタイミングなど、事前に支持を出しておきます。
日頃からメンバーのスケジュール管理は綿密に行っているので、基本的に手が空いてどうしようもないという時間はできないよう回せています。
サイト分析、記事のチェック・修正(11:00~13:00)
サイトの分析は、1週間のおおよその方針を決めるため、週始めにガッツリと行い、加筆・修正などの施策の考案をしています。
しかし、データは毎日変動するものなので、メンバーとのミーティング前に行ったアクセス解析のチェック時に何か変化があれば、その日のうちに柔軟に対応します。
サイト分析・施策の考案が終われば、記事のチェック・修正を行います。
記事の更新業務はライターに指示を出し、任せているので、私は記事のチェックと修正に専念しています。
記事チェック時に、簡単に伝えられるようなフィードバックであればその都度行うようにしています。
難しい内容のフィードバックであれば、あとで時間を作って行います。
また、メンバー内で同じようなフィードバックが重なる場合(同じようなミスが多い場合など)は、あとでチームミーティングの時間を設け、そこでメンバー全体にフィードバックを行います。
昼食(13:00~14:00)
お昼休憩です。
食事をして英気を養います。
ですが、PCをにらみながら昼食をとることも少なくなかったりはします。(行儀が悪くてすみません)
忙しければ忙しいほど、休憩の時間は減りがちになってしまいますね。(嬉しいことではあるんですが)
マーケティング調査(14:00~14:30)
今後狙っていくキーワードなどのマーケティング調査を行います。
季節によって変わるものはもちろん、日々のトレンドなどでいろいろと施策を行うのは楽しいですよ。
資料作成(14:30~15:00)
この後に行うミーティングのための準備作業です。
ミーティングを円滑に進めるために、分かりやすい資料などを用意しておくと◎です。
チームミーティング(15:00~15:30)
チームミーティングは毎日行っているわけではありませんが、何かと情報の変化が多い業界なので、日々の情報共有は必要不可欠です。
チャットなどで伝えられないことや、話し合いが必要なことはミーティングを行います。
全体的に多いミスの伝達や、ライターの育成もチームミーティングの時間に行います。
記事案構成(15:30~17:00)
マーケティング調査やチームミーティングの内容を整理したのち、今後新たに施策する案件の記事案の構成をしていきます。
分析業務の際に残っている作業などがあれば、そちらの作業を行ったりもします。
重大プロジェクトの場合はマネージャーとミーティングを行ったりと、臨機応変に対応しています。
記事更新、その他(17:00~19:00)
ここまでで、すべての作業が終わっていれば、記事の更新作業を行います。
ただし、だいたいはその日のライターの制作記事が上がってきているので、そちらのチェックなどを行うことがほとんどです。
また、旬の案件などをいただくことも多いので、そういった際には、いただいた案件の考案など、こちらも臨機応変に対応します。
終業(19:00)
1日の業務の終わりです。
ディレクター業務は、日々決められたスケジュールが進むことは少なく、日々の情報の変動に臨機応変に対応することが必要となります。
急に新しい案件の連絡が入ったり、メンバーからの質問に随時応えたりと様々です。
また、決まった時間に行うわけではないので、上記には出しませんでしたが、メンバーのスケジュール管理も必要不可欠なので、こまめに声をかけたり、進捗の確認なども行います。
日々の情報の整理と管理が、円滑に業務を進めるためのカギとなります。
3.おまけ
19:00で終業となりますが、帰りの電車にてメールのチェックや、翌日行うスケジュールの管理などを行います。
前日に情報を整理しておくことで、翌日の管理を円滑に進めることが出来るので欠かさず行うようにしています。
以上にて、1日の業務が終了となります。
お疲れさまでした!(笑)
4.【番外編】業務外の私の大切な時間
1日の業務は上記までで終わりなのですが、私がライティングやディレクションをする上で、業務外での大切な時間があります。
それがお風呂の時間です。
お風呂は、唯一ゆっくりとできる、誰にも邪魔されない自分一人だけのスペースです。
「こんな記事書こう」「あんな施策もできるんじゃないか?」「よし、明日はこれをやってみよう」
私の全てのアイデアはお風呂から生み出されます。
人によってはトイレだったり、はたまたカフェだったりと、スペースは違えど、自分が落ち着くアイデアの生まれやすい場所というものがあると思います。
そこでの時間を有効活用し、様々なライティングのアイデアを生み出すことが、時間をうまく使う上でも大切だと感じています。
5.まとめ
以上が私の1日のディレクターとしてのスケジュールです。
イレギュラーの少ない極めて平常運転の日を取り上げましたが、基本的に決められたスケジュール通りに進むことは少ないです。
臨機応変に対応する必要がありますが、毎日の情報管理がやりがいとなり、楽しかったりするんです。
今回紹介した1日のスケジュールは、ほんの一例にすぎませんが、Webディレクターの仕事について興味がある方や、Webディレクターになりたいと考えている方の参考になれば幸いです。